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サヌカイト

サヌカイト産地の現状
ー香川県坂出町、白峰山東側の讃岐石ー

2006年のGWは四国のサヌカイトの現状を見るために訪れてみた。

 香川県の坂出から屋島にかけては
古くの瀬戸内火山活動によって形成された溶岩台地(地質学的にはメサと呼ぶ)で
その頂上付近には讃岐石(サヌカイト)と呼ばれる古銅輝石安山岩が分布している。
ガラス質の黒色緻密な溶岩は木槌で叩くとチンチンとガラス質あるいは金属的な音色をだし、
地元では古くから「カンカン石」と称して親しまれている。
香川の土産物屋には売っているところもあるし、石楽器として有名なのでご存知の方も多いことだろう。

ネット情報やガイド書によると、国分台の自動車道から白峰山を越えて、
自衛隊の演習場に入る小道の植生の根元にサヌカイトは転げていると書かれている。
坂出から九十九折のドライブウェイを車で登っていくと、自衛隊の入り口に差し掛かる場所に出た。
しかし、近年に設けられたであろう大きなフェンスがあり、立ち入り禁止の掲示板もあった。
近年のテロ対策の一環かもしれない。
トラブルはいやなのでドライブウェイをさらに少し進むと台地の南側に国分駅に至る遍路道がある。
そのあたりで探索を開始してみる
しかし、付近の石は古銅輝石安山岩ではなく、灰色の頁岩ばかりで、
当然のことながらチンチンの音はでない。
再度、自衛隊のフェンス付近に戻り、フェンスと反対側の北側の台地を探索する。
笹の植生があるが、5月現在は根元から刈り取られているし、ドライブウェイと平行する小道もある。
丹念に地面を見ると、握り拳大の溶岩の塊をいくつか見つけることができた。
ハンマーの先で掘り出して割ってみると、なるほど黒色緻密な溶岩で、
たたけば「チンチン」と特有の音色が涼しい。

ひとりで音色を楽しんでいると、小道の先を進んでいた
同行のKさんから声があがった「ありました!」その声に駆け寄ってみると、
100Kgはあろうかと思われる岩体が地面に埋もれている。
半分ほどは地表に出ているので掻き割って叩いてみると、これもサヌカイトであった。
全部を持ち帰ったわけではないので、ここ暫くはこの塊は同じ場所にあることだろう。
しかし、この塊が最後のサヌカイトということではないだろうから、
付近を丹念に探せば、まだまだ入手することはできると思う。
上述したように笹があるので夏場などは入りにくいかもしれない。
またサヌカイトの割れ口は鋭利
(古代の人はそれを利用して石包丁や石鏃として用いた)なので軍手は必須。
またゴーグルなども用意して怪我のないように探されるとよい。

三太<調査 2006.5.5.>