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秦野鉱山

1.秦野鉱山の概要(鉱山史)「和泉鉱物化石研究会」

秦野鉱山は、石澄川の支流(石澄の滝のやや下流西側)にあり、今でも鉱石が豊富に残っています>
この鉱山は豊臣時代に発見されたらしく、
大正末期から昭和初期にかけて盛んに採掘されていました。
しかし、鉱害問題から昭和11年頃には休山し現在に至っています。
(池田市史に「主として閃亜鉛鉱を採掘した」とあります)

2.秦野鉱山の鉱床秦野鉱山の鉱床は、スカルン(skarn)を伴う高温交代鉱床です。
カコウ岩質マグマが固化する時,
その近くに石灰岩(主成分は炭酸カルシウム)があると先ず石灰岩が熱分解し、
さらにマグマからのガス(気体)成分と反応して別の鉱物が出来ます。
こうして出来た新しい鉱物は、主成分としてカルシウムを含む疎粒の珪酸塩鉱物の集合で、
スカルン(skarn)と総称されているものです。
(ただし、これは典型的な例で、他の成因で形成されるスカルンもあります。
また、スカルンに伴って鉄・銅・亜鉛・鉛・タングステンなどの金属鉱物が濃集することがあって、
接触交代鉱床、高温交代鉱床、スカルン鉱床などと呼ばれています。
なお、スカルンという名前は、スウェーデン語で『ロウソクの灯芯』を意味する鉱山用語で
細長い鉱物がより合わさって出てくる様子に由来するそうです

鉱床:特定の元素や鉱物が、特に濃密に集まっている部分
鉱石:経済的に採掘の対象となりうる鉱物の集合体や鉱床の一部分
スカルン:カルシウム(Ca)を主成分として含む疎粒の珪酸塩鉱物の集合体。
スカルン鉱物:スカルンを構成する一群の鉱物(Ca珪酸塩スカルン鉱床:スカルンを伴う金属鉱床
接触交代鉱床、高温交代鉱床とほぼ同義
鉱滓(スラグ):鉱石を精錬した時に出来るガラス質の滓(カス)。ノロ、カナクソ。

3.秦野鉱山で採集できる鉱物

スカルン鉱物では灰鉄輝石、灰礬石榴石、緑簾石、珪灰鉄鉱など
鉱石鉱物としては、
閃亜鉛鉱、磁硫鉄鉱、方鉛鉱、黄鉄鉱、黄銅鉱などが採集できます
その他にも、これらの鉱物から変質した二次鉱物として、
硫カドミウム鉱、石膏、サーピエリ石などがあります